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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリアとスカラ座放浪記
- in ミラノ
- イタリア
この"ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリア"は、ミラノ名物の1つ。「なんや、ただのアーケードやんか」などと迂闊に口走ってはダメ。誰が何と言っても、建築家ジョゼッペ・メンゴニが12年の歳月をかけて1878年に完成させた、歴史的価値の高い建築物なのだ。
どの入口からでも、真っすぐ中心に向かって進むと、東西と南北のアーケードが交差する、天井の高い中央部に出る。ここの上部分にあるフレスコ画(写真下)は東西南北の大陸を表現する。床には美しいモザイクタイルが引き詰めてあって、軒を並べるのは世界的な名店や老舗ばかり。日本でいえば明治時代の初期に、こんなに巨大なガラス張り天井で全長約200メートルのアーケードを造っていたのだから恐れ入る限り。
ドゥオモ広場側から入ったなら、真直ぐ進んで北口を出たところがスカラ広場だ。この広場にマンツォーニ通りを挟んで建つ、世界的オペラの殿堂"スカラ座(写真下)"は、1778年に完成して、時の権力者ヴィスコンティの妃、スカラの名にちなんで名付けられたらしい。オペラという言葉のイメージから、石造りで派手な装飾バリバリの建物かと思いきや、意外なほどの外見の質素さにちょっと拍子抜け。
この中にあるのは当然オペラ劇場。2階にはオペラ博物館もあって、歴史的な楽譜やら音楽家の資料を間近で見られるので、クラシックファンなら是非訪れてみるべきところだ。スカラ広場の中央には天才レオナルド・ダ・ヴィンチの像があるが見落としがち。早速正面(写真下)に回ってみたら、ただのおじさん像だった... 像のバックに見えるのは、ルーベンスが絶賛したといわれる建物、マリーノ宮の窓だ。
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