マニ・バヴァン放浪記
- in ムンバイ
- インド共和国
マニ? ・・・ううむ。何度聞いても名前が覚えられん。
ここはマハトマ・ガンジーが1917年からムンバイでの生活に使用した住居だ。住宅街の中にポンとあるので結構分かりにくい。外観等はほぼ当時のままで、現在はガンジー博物館になってるんだ。
中に入ったところの1階は図書室。ここにはガンジーに縁のある蔵書や彼の著書が数多く所蔵されている。ガンジーといえば、某国の大統領や聖職者が遠く及ばない非暴力という理想の彼岸を体現することで、インド独立という偉業に結びつけた聖者。インドの人が彼のことを大変な誇りとしていることは、デリーのラージ・ガートに行ってみれば分かる。
2階の1室に展示されたガンジーの紬車。彼が不服従運動の一環として、支配国のイギリスが作る綿製品でなく、インド人が自分たちの手で紡いだ綿製品を着ようという呼びかけに使った物。「インドの糸車」といわれて後に独立の象徴となった。初期の国旗の中心には、今のチャクラではなくてこの糸車が図案化されたものだったとか。
ほかにも人形やジオラマで彼の数々の行いを振り返るコーナーも。このあたりは普通の博物館ぽいね。彼の写真を見る度に、こんなガリガリのおじいちゃんのどこに世界を動かす力があったのかと思ってしまうけど、人の存在価値は、何かとってもウルトラマン的スペシャルな行動を行うことではなくて、我々のごく普通の生活と隣合わせなんだろうなと感じさせられる。
ガンジーが「七つの大罪」としてまとめた言葉がある。
- 原則なき政治
- 道徳なき商業
- 労働なき富
- 人格なき教育
- 人間性なき科学
- 良心なき快楽
- 犠牲なき宗教
彼の教えは決して過去のものではなく、歴史は繰り返すのだなとつくづく思う。
マニ・バヴァンのHP
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