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ムンバイ沖に浮かぶエレファンタ島へ放浪記
- in ムンバイ
- インド共和国
1987年に世界遺産となったヒンドゥー教石窟寺院があるエレファンタ島は、ムンバイの東、沖合約10キロのところ。インド門の下から往き来する連絡船で訪ねるのが一般的だ。
船はお世辞にもきれいではないし、場合によっては不安さえ感じたりするが、それでも力強く進むことは進む。客席の上にさらにデッキがついた船だったので、南国の日差しを浴びながら景色を...と思って登ったら死ぬほど暑い。島までの約1時間をここで我慢して過ごしたら絶対に干物になる。諦めて下の船室に降りてきたら席はすでにいっぱい。うむむ... ちょっと失敗だった。
日差しにあてられ、フラフラ状態で桟橋に降りると、なんだか先にあるのは遊園地のアトラクションらしき列車。ここから遺跡下までこれで運んでくれるらしい。いくら観光地とはいえ、もちっとなんとかならんのかいなあと言いたくなる貧弱で不釣り合いな乗り物は、桟橋から干潟の間をぼちぼち進む。炎天下を歩くよりいいかと自己弁護節をつぶやくこと5分程度で目的地到着だ。
ここからは山腹までの階段を上ることになる。お年寄り用に神輿のような籠もあるけど、できれば連なる土産物屋の客引きの中をかいくぐって歩きたいところ。そもそもえぞりす、けっこう昔からこの島を訪ねてみたかった。まだ見ぬ南国都市の沖合に浮かぶ謎の孤島。そこには巨大な石像がいくつもあって... で、名前が「エレファンタ」なんて響きなもんで、小さい頃見た東宝の怪獣映画の影響か、ここには絶対なにかいるぞと固く信じて疑わなかった。双子の小美人とか馬鹿でかい蛾の幼虫とか、巨大ゴリラとか...
でも迎えてくれたのは下のような双子の生物。
彼らはそっと手を出して、遠方からやってきた我々に要求する。「なんか食い物よこせ」
もちっと謎の生物らしく振舞ってほしいところだ。
石段と物売りと猿の攻撃にゼイゼイ言ってるうちに目的地到着。岩がぽっかりと口を空けて、いったい何がでてくるのやら...
つづく...
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